はじめまして、窓際太郎と申します。

私は就職氷河期世代の40代。妻と子供2人を持つ、一般的には勝ち組と言われる大手企業に勤めるサラリーマンです。

しかし、社内での実態は「出世コースから完全に脱落した窓際社員」

かつては社内での評価を気にした時期もありましたが、今はすでに出世を諦め、築き上げた資産8000万円を基盤として「窓際FIRE」の状態を確立しています。

窓際と聞くとネガティブな響きを覚えるかもしれませんが、私は毎日イキイキと幸せに暮らしています。

毎日定時に退社して家族で夕食を囲み、子供と一緒にお風呂に入り、絵本を読みながら21時半には眠りにつく。

そんな贅沢な時間を過ごせるのは、会社を「人生で最優先事項」ではなく「安定収入をもたらしてくれる優良資産」と定義し直したからです。

今回は、資産8000万円を築いた私が実践する「窓際FIRE」の合理性と、幸福な窓際ライフについて解説します。

1. 窓際FIREとは?「負け組」ではなく「戦略的所属」という新概念

一般的に「窓際社員」は組織の負け組と見なされます。

しかし、私が実践する窓際FIREは、会社というインフラを使い倒す「戦略的所属」です。

完全なFIRE(早期退職)を実行した人の多くが直面する難題として、健康保険、厚生年金、住民税といった「固定コスト」の重さがあります。

しかし、雇われの会社員ならこれらを会社が半分負担してくれます。

これは実際のところサラリーマンにとって非常に大きなメリットになります。

会社員の隠れたボーナス

社会保険料の会社負担分は、年収によりますが年間100万円単位にのぼることも珍しくありません。これは「会社に籍を置くだけで、毎年100万円超の非課税給与を受け取っている」のと同義です。

多くの同僚たちが会社に対して鎌倉武士の「御恩と奉公」のように忠義を尽くして「忠臣」として心身と時間を会社のために捧げて出世を目指す一方、私は会社を「社会保障と安定給与を提供してくれる福利厚生付き優良資産」として活用しています。

2. 資産8000万円がもたらす「評価からの解放」

なぜ「資産8000万円」が重要なのか。そこには私なりの数学的根拠があります。

資産運用における「4%ルール」を適用すると、8000万円の資産は年間で約320万円(月換算で約26万円)の不労所得を生み出します。

わが家の基礎生活費(家賃、食費、水道光熱費等の消費支出)は、月40万円ほど。

窓際社員としての私の年収は約700万円、毎月の支出は私の収入でカバーできています。

仮に会社を辞めても「生活費の半分以上(25万円)は資産収入で賄うことができる。

この形が完成しているため、私はこれ以上出世する必要はなく、社内で「評価されなければいけない」というプレッシャーから解放されています。

忖度(そんたく)の消滅

上司の顔色を伺う必要はありません。

難しい要求には、苦笑いをしながら「ちょっと難しいですね」や「◯◯さんが適任なのでは」等の言い訳を言って断ります。

冷たいようですが、これを繰り返すと「こいつに無茶を言っても無駄だ」と認識されたのか、面倒な案件が回ってこなくなりました(笑)

出世を目指す会社の「忠臣」であればこれは屈辱的な事でしょうが、私にとってはこれほどありがたいことはありません。

「時間」という資産の獲得

周囲が残業代稼ぎやパフォーマンス残業に励む中、私は定時で帰宅します。

十分な資産があれば、自分の時間を切り売りしてまで稼ぐという必要性がありません。

「明日できることは、明日やる」これが私のやり方です。

3. 「完全FIRE」せず、あえて窓際に留まる経済的合理性

資産が8000万円あれば働かなくても生きてはいけます。それでも「窓際」として会社に残るのには、会社員というシステムに圧倒的なメリットがあるからです。

特に大きいのが、給与を生活費に充てることで、副業収入と株の配当金の全額を再投資に回せる点です。

このトリプルインカム構造が、資産を雪だるま式に増やし続けてくれています。

収入源主な役割心理的・経済的メリット
1. 給与 (窓際会社員)生活基盤の防衛社会保険・与信・生活費の確保。投資で「守る」必要がなくなる。
2. 副業収入入金力の加速スキルをお金に変え、全額を投資へ。各種消費支出も経費計上することによって節税効果も。
3. 株の配当金複利の自動生成資産そのものが生む果実。再投資により雪だるまの中核(芯)となる。

4. 窓際FIREへの3ステップ:窓際FIREは長年会社に尽くしたからこそできること

窓際FIREは、最初からできることではありません。

むしろ、前半戦の「努力」が重要になります。

ここでは私の考える窓際FIREへのステップを私の場合を例にして考えてみました。

蓄財期(〜4000万円)

この時期は社内での信頼を築きます。仕事に真摯に取り組み、「あの人はそれなりに信頼できる」という評価をストックします。

この時に築いた「信頼の貯金」が、後に窓際化した際の「防波堤」になっています。

ソフトランディング期(4000万円〜)

資産が目標の半分を超えたあたりから、徐々に責任の重いプロジェクトからフェードアウトします。昇進の打診も丁寧に辞退し、「現場で淡々と貢献したい」というポジションを固めます。

完成期(8000万円〜)

窓際FIREの完成です。社内評価を「目立った活躍はないがクビにするほどではない人」で固定。出世レースで周囲に抜かれても、望んで窓際ポストを選んでいるので惨めさはありません。

必要資産額は私の場合であって、必要な額は支出額によって変わります。

私の場合、月の生活費が娯楽費込みで50万円ほどなので、その半分の25万円を資産収入でカバーできる資産8000万円で窓際FIRE達成と定義しています。

5. 家族の理解と「持続可能」な生活スタイル

「家族はどう思ってるの?」と思う方もいるでしょう。

妻は窓際社員の私を支持してくれています、というか私が社内で窓際だろうが妻には関係のないことので気にしていません(笑)

夫が定時に帰り、育児に参加し、精神的に安定していることの方が家庭にとっては価値があるからだと思っているようです。

また、妻は私の資産運用や副業への取り組みも理解してくれています。

妻の理解なしには投資も副業もできないので、この点はとてもありがたいです。

生活水準を上げないという鉄則

資産が増えても、生活水準は上げません。

  • 格安SIMと中古車を活用
  • 住まいはコスパ重視の中古住宅
  • 見栄のための出費をゼロにする

生活費を低く保つほど、窓際FIREの安定感は盤石なものになります。

【まとめ】窓際FIREは「バランスの良い選択肢」

窓際FIREとは、出世競争という椅子取りゲームを降り、「自分と家族の幸福」という別のゲームに勝ちにいく戦略です。

  1.  会社は「安定収入をもたらす福利厚生付き安全資産」として利用する。
  2.  「信頼の貯金」を背景に、戦略的にフェードアウトする。
  3.  「トリプルインカム」で、暴落に強い家計を作る。

会社に魂を売る必要はありません。

かといって、完全に離れて不安に怯える必要もありません。

会社員の利点を享受しながら、自分の時間を自分に取り戻す。

これこそが、不透明な時代を生き抜くサラリーマンの「究極の生存戦略」ではないでしょうか。

このブログでは私、窓際太郎が窓際社員でも、いや、窓際社員だからこそ、豊かに幸せに生きていることをお伝えしていきたいと思っています。

興味がありましたらまた遊びにきていただけると幸いです。